東本願寺の飛び地 庭園 渉成園(しょうせいえん)
午後からの大阪での仕事の前に半日だけ京都観光をした「そうだ京都に寄ろう」旅。京料理の朝食→東本願寺 に続いて、東本願寺の飛び地となる庭園渉成園に行きました。駅の案内所のお姉さんに「京都駅近くで一番のおすすめは?」と訊いたら「私が個人的に好きなのは」と教えてもらったのが渉成園です。
東本願寺から渉成園へのアクセスは徒歩5分くらい。京都駅からのアクセスは徒歩10分弱。
昭和11年(1936年)に国の名勝に指定されている渉成園
東本願寺 渉成園 拝観料
渉成園は拝観料という形ではなく、協力寄付金となっています。▼渉成園サイトより
庭園施設の維持・保全のため、参観者お一人につき500円以上の協力寄付金をお願いしています。
しかし渉成園の拝観料代わりとなる寄付金をおさめると渉成園ガイドブック頂け、これがかなり立派なものなのです。これだけで500円の価値はありますね。
渉成園ガイドブックをちらちらっとめくってから中に入りました。
渉成園でも驚きました。観光客がいない。誰もいない。8月下旬の平日、午前10時半を過ぎたころでしたが、観光客はわたし一人しかいませんでした。京都駅から徒歩で6~7分のアクセスの渉成園ですが、周囲も本当に静か。観光客は特定のところに集中しているのでしょうかね。
渉成園の美しさと静かさを動画でご覧くださいませ。BGM入れずにあのとき私に聞こえてきた蝉や鳥の鳴き声そのまま入れてあります。
渉成園と源氏物語の関係
渉成園とは京都市都市緑化協会のサイトによると
渉成園が東本願寺の寺地となったのは、寛永18年(1641年)に将軍徳川家光が時の東本願寺第13代宣如(せんにょ)上人に寄進したことに由来します。
いくつかのサイトには渉成園と源氏物語の関係が紹介されていました。 しかし前出の京都市都市緑化協会のサイトには、
当地には東本願寺の寺地となる以前、源融(みなもとのとおる)ゆかりの平安時代の庭があったという説もありますが、種々の文献資料により現在はその可能性は否定されています。
渉成園の傍花閣(ぼうかかく)
桜の季節には渉成園もこの傍花閣の周りが桜の見どころとなるそうです。
8月下旬の猛暑日。炎天下ではジリジリと肌が焼けるような感覚なのですが、渉成園の木陰に入ると太陽の暑さは感じることなく、涼やかな風をあびることができました。
庭の中を歩きながら、池泉・築山・芝生等を鑑賞する「回遊式庭園」である渉成園、足を進めていくと本当にいろいろな景色を楽しむことができます。
園内には茶室もあります。中に入ることはできません。
渉成園 所要時間
渉成園の広い園内、ざっとまわるのでしたら所要時間は30分ほどでしょう。各所の説明が入り口で頂いたガイドブックの何ページに掲載されているか表示されています。ガイドブックを見ながら、ゆっくりと渉成園を堪能するには所要時間は1時間みておいたほうが良いと思います
渉成園 アクセス・開園時間など
住所:京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町(地図)
アクセス:京都駅から徒歩10分弱
開園時間:【3月~10月】9時~17時(受付16時30分まで)/ 【11月~2月】9時~16時(受付15時30分まで)
京都駅前観光 そうだ京都に寄ろう
第一回 滞在時間4時間(8時~12時)8月後半平日
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