京都南禅寺の奥にある水路閣は異次元の世界
9月の京都観光のときタクシーの運転手さんにおすすめされて来た南禅寺。三門の素晴らしさに圧倒され時間が足らずに観られなかったのが水路閣。
そのときの私の個人のFacebookの投稿に、YouTuberの第一人者であるジェットダイスケさんが、「水路閣は行かなかったの?」とコメントをくださいました。ジェットさんのその言葉で、「これは絶対にもう一度南禅寺に行き水路閣を観なければならない」と確信したのです。
いろいろなものを観てきているジェットさんのおすすめなのですから間違いないはず。そして水路閣は期待以上のものでした。その場に立った瞬間に凍りついてしまいました。
そもそも南禅寺の水路閣とは
南禅寺の水路閣は、琵琶湖の水を京都の街へと運ぶための水路橋として作られ、1890年(明治23年)に竣工したもの。創建年が1291年という鎌倉時代の建物である南禅寺三門と同居させるためにデザインもかなり慎重に作られたそうですね。明治の建造物だからモダン・近代的と言うべきなのかもしれませんが、私に浮かんだのはローマで観た古代ローマの水道でした。
差し込む日差し、微かに残る霧、すべてが南禅寺・水路閣
9月にも来た南禅寺。前回登った三門の横を通り、奥に進むと「水路閣」の矢印が。そして目の前に現れたのが巨大な水路閣でした。「タイトルに目の前に現れた光景に凍りついた」と書きましたが、大げさでもなく本当に固まってしまったのですよ。
時刻にすると9時半くらい、始発の新幹線で大津あたりは一面の霧だったのですが少しずつ晴れてきて、水路閣では少し残る程度、この光景がなんとも異次元の世界だったのです。
はじめのうちは写真を撮ることもせず、ただただ見とれていました。力強くて美しい水路閣。これも動画のほうが伝わるかと思いますので是非ご覧くださいませ。音楽はつけていません。水路閣のその水の流れる音や鳥のさえずりとともに感じていただければ嬉しいです。
階段を上り反対側から見ると、水路閣の高さに近づいて観ることができます。
そして横に進むとだんだんと水路閣の高さが道に近づいてきます。
全長93.2メートルの水路閣、最後のほうはこんな感じに。
また下まで降りてきて、いろいろな角度から眺めてみました。
気づいたらまたけっこうな時間が過ぎてしまっていて、大阪の仕事に向かわなくてはならず…。
名残惜しいとはこのことなんだな、と自分でも感じました。離れてからも何度も振り返ってしまった南禅寺の水路閣です。
南禅寺・水路閣、まだまだ見所を残してきてしまいました。インクラインや、庭園も見てみたい。ということで、また行きます!
南禅寺 水路閣 時間・拝観料など
場所:京都市左京区南禅寺福地町
拝観料:水路閣は無料(三門などは別途必要)
拝観時間:8:40-17:00(3月-11月)/8:40-16:30(12月-2月)
南禅寺水路閣の行き方や楽しみ方はこちらのページに詳しく書かれていました。→
第三回 京都半日観光 そうだ京都に寄ろう
京都ラーメン たかばし 第一旭
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【南禅寺 水路閣】目の前に現れた光景に凍りついた (この記事)
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いもぼう(記事準備中)
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