北海道江別市で日産メディア試乗会に参加
先週のことですが、北海道江別市で日産のメディア試乗会に参加しました。メディア試乗会ということで周りはよく名前を聞く車雑誌の方々ばかりの中、借りてきた猫のようになりながらもしっかりと8台試乗してきました。
私のブログを読んでくださる方は女性が多く、一般的な女性は車の用語を使われても「なんのこっちゃ?」になってしまいますので、一番お伝えしたいポイントだけを私の分かる言葉でご紹介したいと思います。
過去の雪道運転で怖かったこと
私は暫く前まで毎冬、自分の運転で毎週スキーに行っていました。 4WD(四輪駆動)ではなくFF(前輪駆動)にチェーンを巻いてでの走行です。(一般的に四つのタイヤすべてが駆動輪となる車が滑りやすい道や凸凹道に向いていると言われています)
柔らかな雪が積もっている道では全く走れなくなったり、圧雪されたつるつるの道では思いもよらないところで、突然滑って自由が効かなくなることもありました。山道で滑ってくるくる回転してしまい、右は崖で落ちるだけというところ左側の壁にぶつかり止まったけれど、下から大きなトラックが来たりと思いだすだけでもゾッとすることもありました。
「雪山には行かないから関係ない」と思われる人もいるかもしれませんが、首都圏でも年に1回くらい雪が降ると、あちこちで動けなくなってしまった車のニュースも見ますし、川の上の橋などでは思いもよらないところが凍結していることもあります。
だから運転する人ならどの地域の人でも関係あることなのです。
雪道で日産車を試乗した感想
今回の試乗会では「ネタフル」の @kogureさんとペアになり、江別市の一般道と特設コースを試乗しました。
一般道ではJUKE、ノートe-Power4WD、SERENA e-POWER。前2台が四輪駆動で、SERENAは前輪駆動の車です。
約15キロの一般道、当然ですが雪はあります。それまでも車は通っているので圧雪されています。カーブもあれば、車通りの多い道も、大きな交差点もあります。
恐る恐る走り始めたのですが、あまりに普通に走ることができてビックリ。雪がない普段の運転と全く変わらないイメージでした。
一般道から戻る最後のところが坂道になっていて、四輪駆動のJUKEとノートe-Powerは何事もなかったように上りましたが、前輪だけの駆動のセレナも多少ですが車ががんばっているように感じた程度です。
こちらは特設コースで試乗した1シーン。運転は@kogureさん。普通に走っています。
昨日の続き。#日産車で雪上走ってみた #日産ブロガー試乗会
— 矢野きくの(家事アドバイザー・主婦) (@yanojapan) 2019年2月1日
雪道も凍結しているツルツルの上でも、普通に走ることができる凄さを実感。ハッシュタグを「雪道を普通に走る」にしたかったくらい、普通。 pic.twitter.com/2Lu6tbM7kM
どの車も印象を大きくまとめてしまうと「普通に運転することができた」この普通といいうのが実は雪道、凍結道では素晴らしいことです。
モーターだからできる細かい制御 これがポイント
中でも特徴的なのがリーフやノートe-Powerのような、従来の「ガソリン・エンジン」で走っているものではなく「電気・モーター」で走っているものでした。リーフは電気自動車ですが、ノートe-Powerは、ガソリンを使って発電して電気で走る新しい形です。
そこで何故リーフやノートe-Powerがいいのかものすごく簡単に言うと、車が「滑る!」と感知してから滑ららないように制御するまでの反応にかかる時間も、その後の制御できる能力も「電気・モーター」で走っている車のほうが圧倒的に優秀ということ。
車に詳しい野間さん(ワンダードライビング/乗り物とホビーのブログメディア
)の説明がこちら。
雪上のアクセル操作。セナ足でも一秒間10回がせいぜい。DSC/TRCはエンジンの回転数が3000rpmなら秒間50回しか制御出来ない。しかしモーターなら秒間1万回もきめ細かく制御可能、だから雪でも、FFでも曲がるし走る。#日産車で雪上走ってみた #日産ブロガー試乗会 pic.twitter.com/YlVxs2pYW1
— 野間恒毅 (@noma) 2019年2月1日
そして今回、日産テストドライバーのベテラン加藤さんに乗せていただき、3通りの走り方をしていただきました。
・「雪道などで滑りそうになったとき自動で制御してくれるシステム」をオン
・オフにして加藤さんのテクニックでの運転
・オフにして車のなすがまま
このときの動画の中で、加藤さんが詳しく説明してくださってますのでそちらもご覧ください。
また、リーフやノートe-Powerのe-Power driveも特徴的。 e-Pedal(ブレーキを踏まずにアクセルペダルの角度を変えることで加減速できる)を過去に何度か試乗し多少慣れていたものの、今回は自然に運転していて、気づけば「そういえばここまでブレーキを使ってないです」というほどに。ブレーキを踏まないことで雪道でも滑らかな運転をすることができていたようです。
e-Pedal(ブレーキを踏まずにアクセルの角度で加減速できる)気づけば途中で「そういえばここまでブレーキペダルを全く使ってないです」と。ハンドルさばきは素人丸出しですが、雪道もツルツル凍結した道も、不安を感じることなく走ることができました。 #日産車で雪上走ってみた #日産ブロガー試乗会 pic.twitter.com/1HPgVOrdO9
— 矢野きくの(家事アドバイザー・主婦) (@yanojapan) 2019年2月2日
以前に「女性の街乗りにおすすめノートe-Power」という記事を書きましたが、小回りが利く点でノートがおすすめなのはもちろんのこと、今回、試乗した体験から雪国ではとくに、雪国じゃない人にももちろん、ノートe-Power 4WDが車に詳しくない女性にもおすすめという私の結論に至りました。
こんな機会だから乗ることができた有難い車
日産のメディア試乗会だからこそ乗ることができた車たち。子供のころから憧れていたフェアレディZ。しかもニスモモデル。
昨日の続き。テストドライバー加藤さんに乗せていただいたZ。急ブレーキ踏んでもコーナーでも安定してブレないZ。
— 矢野きくの(家事アドバイザー・主婦) (@yanojapan) 2019年2月1日
やっぱりZが好き。#フェアレディZ #フェアレディZ #NISMO#日産車で雪上走ってみた #日産ブロガー試乗会 pic.twitter.com/122FyJcx2k
そしてGT-R。雪道での運転以前に、走り出した瞬間に感じた他との違い。@kogureさん曰く「高級ソファーが動いているみたい」。まさにそんな走りで、さすがGT-Rという感覚でした。
#日産車で雪上走ってみた #日産ブロガー試乗会 7〜8台試乗し、どの車も雪道でも凍結した道でも普通に走ったり、止まったりできることへの感動でしたが、GT-Rは他とは明らかに違う安定感がありました。でもさすがにGT-Rで急ブレーキ踏む勇気はなかった… pic.twitter.com/U7uEgCUU9H
— 矢野きくの(家事アドバイザー・主婦) (@yanojapan) 2019年2月1日
本格的な雪道で、さまざまな日産の車を運転することができた試乗会。さらにはテストドライバーの加藤さんの運転に乗せていただいたこともあわせて、とても貴重な経験でした。ありがとうございました。
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