日産ブロガー試乗会に参加
先日、日産の追浜試験場「NISSAN GRANDRIVE」で開催されたブロガー試乗会の参加レポートです。
日産車に関してはこれまで以下のイベントに参加してきました。
■2016年「ネタフル」コグレさんにお誘い頂き行ったニスモフェスで電気自動車の新しい形とされたノートe-POWERを体験→【女性の街乗りにおすすめ!NOTE e-POWER (ノート イーパワー)は実燃費がいい新しい形の車 】
■2017年のニスモフェスで完全電気自動車のリーフを体験
■今年7月、「シン・みたいもん」いしたにさんにお声かけいただき、札幌への日産プレスツアーでノートe-POWERの4WD発売発表会にうかがってきました→【雪道運転が怖い人におすすめ!日産ノートe-POWER 4WD発表会 】
ノートe-POWERと電気自動車リーフを経験していたので、今回の用意されている18種の中から5つ選ぶのはそれ以外の車でと考えての参加です。
日産のインテリジェント モビリティ
まず試乗の前に日産の目指しているところのお話を聞きます。
日産インテリジェントモビリティは車を未来へと導く3本の柱で構成。
・インテリジェントドライビング
・インテリジェントパワー
・インテリジェント インテグレーション
この3本の柱の中にプロパイロット(同一車線自動運転技術)や、e-Pedal(アクセルペダルだけで加減速、停止ができる装備)、e-POWER(エンジンは発電のみに使用し、発電した電力で走行する)ほか様々な技術が含まれています。
詳細は日産のホームページでご覧ください→■日産インテリジェントモビリティ
3本の柱の一つインテリジェント ドライビング。自動運転技術の実用化ステップ。子どもの頃、空想の世界だと思っていた自動運転がもうすぐそこまで来ているようです。
「90%以上の交通事故はドライバーによるもの」ということで、自動運転により交通事故が減ることが期待されます。
日産車のボディカラー
後半にはグローバルデザイン本部の山口さんによって車体のカラーについてのお話がありました。これもとても興味深いもので、北欧の方は茶色が得意等、国によって得意とするカラーが違うそう。
日産車も例えば「赤」と言っても車種が変われば赤の色味も違うというのを実感しました。例えばフェアレディZはカーマインレッドで、本流のスポーツ感を感じさせる赤ど真ん中の色相、透明感をもつ輝きで高品質感やハイテク感を表現。
TEANAはラディアンレッドとして低い明度で大人の落ち着きやシェードでの発色でディープリッチを表現。
このボディカラーの話は日産の拘りの一例です。ファミリーカーからスポーツカー、セダン、それぞれにユーザーを見て車作りをしているのだなと実感しました。
日産車試乗 5車種運転+5車種同乗で合計10車種試乗
今回はAとBの2つの時間帯に分けて一人5車種運転できるという形で試乗会が進みました。自分の回でない時間帯は他の人の運転にも同乗できるということで友人たちが運転する車にも同乗、気づけば10車種を体験することができていました。
今回、試乗用に準備されていた18車種。前述の通り私は日産リーフとノートe-POWERは経験したことがあったので自分の運転ではその他の車種に試乗しようと予定していました。
フェアレディZ
これはもうただただ憧れでしかありません。最初にZに行ってしまいました。
以下、Instagramの画像は複数枚ありますので画像の中央右にポインタをあわせると矢印でご覧いただけます。
いしたにさんに撮っていただいた一枚も。
フェアレディZに関しては子どもの頃からの憧れの車。2年前に車の買い替えをするときも頭をよぎったのですが、街乗りするには少し大きいかなと思ってやめてしまっていたのですが、今回、実際に乗ってみて小さくはないけど大きすぎることはないと実感しました。
日産リーフ
リーフは日産の完全電気自動車。昨年のニスモフェスで運転は経験したので、今回は後部座席に同乗。
こちらの動画は自動運転のひとつプロパイロットパーキング。自動でベストな場所に駐車してくれます。自動でハンドルが周る様子は未来のように感じてしまいますが、実際にリーフに搭載されている機能。
#日産ブロガー試乗会 リーフの自動で駐車してくれるプロパイロット パーキング動画。動きが遅く思えるけど、実際には何度も切り返ししたりしないのですぐに駐車できる。 #日産リーフ pic.twitter.com/89QsT6ELj1
— 矢野きくの(家事アドバイザー・主婦) (@yanojapan) 2018年7月26日
セレナ e-POWER
家族乗りを考えて少し大きめの車、セレナにも試乗してみました。このセレナもe-POWERです。e-POWER driveとしてアクセルだけの操作で加減速、停止ができます。ノートのe-POWER driveとリーフのe-pedalで過去に2度ほど経験してきたのですが、3回目にしてアクセルだけでの運転に慣れた気がします。
コースに出てから駐車位置に停めるまで一度もブレーキを使わずに運転できました。アクセルだけで運転できるというのは、減速したときの体の振り戻しもなく酔いづらい運転ができるということですね。
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ミニバンであるセレナe-POWERは後部座席も充実。各席についているテーブルにドリンクホルダーが2個ずつついていました。
スカイライン
スカイラインは後部座席で同乗。私の中では昔の丸眼玉のイメージのままだったスカイラインですが、落ち着いた大人のセダンになっていたのですね。 勉強不足でした…
Nissan GT-R
スカイラインから独立しGT-R、初めて乗りました。勝手にイメージしていたのは、擬音で表現するとグォングォンと迫力あり体がふりまわされるような想像だったのですが、実際に運転してみるとハンドル操作に綺麗に車体がついていくる、むしろ静かで波に乗ったクルージングのような走りでした。
コース中100km/h出すところがあったのですが、思っていた以上に操作に車がついてきてくれるので、一気に踏み込んだらスピードが出すぎてちょっと焦りました。それほどに体についてくる車なので、慣れればとても心地よく運転できるのではないでしょうか。
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GT-Rはエンジンを組み立てた方の名前が表示されています。
エクストレイル
エクストレイルも後部座席で同乗。「あらゆる路面に対応する電子制御4WDシステム」というだけあって、コース中にある凸凹の路面もスムーズに走った印象です。これで山道、雪道を走ってみたい。
シーマ
自分では買うことはないだろうと思われるシーマにも試乗してみました。内装が高級というイメージはもちろんなのですが、走りも高級。寝ているベッドがそのまま動いているような静かでスムーズに運転することができました。
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そもそもシーマは運転席に座った瞬間に、ハンドルとシートがベストな位置に動いて何がおこったのか分からなかったくらい。格が違う車という印象です。
デイズ
デイズも後部座席で試乗 。軽ですが力不足は感じることなく100km/hのコースも安定してスピードが出ていました。後部座席を倒すろ広々としたスペース。
シルフィ
自分で運転する最後となる車はどうしようかと悩んでいたときに参考にしたのが「WonderDribving」の野間さん。車に関して専門家であり、2016年のニスモフェスのときからいろいろ詳しく教えていただいてました。その野間さんが、今回のベストはシルフィとおっしゃっていたからです。
#日産ブロガー試乗会 でベストだった一台を選ぶとしたら、シルフィSツーリングを推したい。理由はハンドリング、アクセルに対するトラクション立ち上がりのレスポンス、静粛性と全てがバランスされていた一台だから。ルノークリオと共通のペンデュラム式エンジンマウントも寄与してる。 #NISSANJP pic.twitter.com/uFuhQE8lEw
— 野間恒毅 (@noma) 2018年7月27日
素人の私にはそこまでの違いを理解することは能力不足でできませんでしたが、運転しやすかったのは事実。
TEANA
最後には初対面の方(というかまともに挨拶もせずに)「後部座席乗らせてください」と乗り込んでしまったTEANA
大人のセダンというイメージだけだったTEANAですが、 なんとガラスルーフ。解放感を味わいながらドライブすることができますね。
前席のシートに空調がついていて、ヒンヤリ冷たい風がシートから出ていることにも驚きでした。
日産ブロガー試乗会のランチ
最後になりましたが、この日のランチです。車体のカラーにコーディネートされたフィンガーフードの数々。これには驚きました。そして見た目が凝っているだけでなく、どれも大変美味しくいただきました。
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