村上カラシレンコン店メディアでも多く取り上げられるからし蓮根の老舗
1957年(昭和32年)に創業したからし蓮根の老舗、村上カラシレンコン店は、テレビでも何度も取り上げられている人気店だそうです。ここも今回の熊本旅行で行ってみたかったお店の一つ。熊本城から徒歩10分ちょっとの場所にあるので、熊本城の帰りに寄ってみました。
村上カラシレンコン店のからし蓮根
からし蓮根と言えば熊本の郷土料理の代表格。私も名前だけは知っていました。関東に住んでいるとなかなか食べる機会がなかったんです。しかし今年の熊本地震のあと、都内でもよく見かける復興応援のための熊本物産展などで、からし蓮根を買うようになりちょっとハマっていました。
村上カラシレンコン店は老舗でありながら、新しい試みもしているのでメディアでも多くとりあげられているそうですね。
わたしが村上カラシレンコン店に行ってみたかった理由は、友人のオジさんたちのこの記事を見たからです。→熊本のB級グルメ!?村上カラシレンコン店の「辛子レンコンバーガー」 – オジ旅
そう、村上カラシレンコン店ではその郷土料理であるからし蓮根をアレンジして、からし蓮根バーガーなるものを作っているそうなのですよ。それは食べてみたい!
間口の小さな村上カラシレンコン店、その奥には縦長に調理場が続いていました。
私が到着したのは16時過ぎていたので、お店の中は17時の閉店を前に既に調理器具も片づけられている状態。
村上カラシレンコン店のからし蓮根。美しく可愛いからし蓮根です。
1本の状態で売られているからし蓮根はよく見かけましたが、村上カラシレンコン店では一口サイズにカットして作られているからし蓮根も売られていました。1袋310円。
からし蓮根サービス品は1袋で250円!
からし蓮根スティックタイプもありましたよ。
からし蓮根バーガーを作り出した村上カラシレンコン店
そして2006年になりお客さんの声から誕生したのがからし蓮根コロッケとからし蓮根バーガー(通称:カラコロバーガー)なのだそうです。既に10年選手ですね。カラシレンコンバーガーに挟まれているのはからし蓮根コロッケです。
16時過ぎという時間に行った私はなんとなくお店の雰囲気が終わりかけだったので、申し訳ないと思いつつも「からし蓮根バーガー、今からお願いできますか?」と言ったら快く作ってくださいました。バンズを焼いたりするので約10分かかります。
持ち帰り用に包んで頂いたからし蓮根バーガー。お店の前にはベンチがあり、ホカホカの状態を逃すのがもったいなかったので、やはり持ち帰らずにこの場でいただきました。
サックサクの千切りキャベツにソースがたっぷり。そしてゴロンっとのった厚みのあるからし蓮根コロッケをホカホカのバンズで挟んでいます。いやーこれは美味しいですねー。そもそもサックサク、ピリ辛のからし蓮根がコロッケになっている時点で新食感なのですが、それがバーガーになっているんですから。口の中が初体験だらけでした。
村上カラシレンコン店のからし蓮根をお持ち帰り
お店に並んでいた一口からし蓮根も購入しました。お店の方にうかがったら、この季節だったら夜はホテルの冷蔵庫に入れておいて、翌日持ち帰るくらいなら大丈夫ということでした。私は翌日に保冷剤のついた冷凍馬刺しのお土産を買っていたので、念のためそれに挟んで持ち歩いていました。
村上カラシレンコン店のからし蓮根。美しいでしょ?とてもきめ細やかなのです。村上カラシレンコン店のからし蓮根は特製の麦味噌にからしを混ぜたからし味噌を蓮根の穴につめ一日寝かせるそうです。そこに小麦粉、空豆の粉、ウコンの粉でできた衣をつけて、なたね油で揚げるのだそうです。こちらのページにインタビュー記事が載っていました→村上カラシレンコン店 村上範年の「からし蓮根」 | 九州の味とともに 冬 | 霧島酒造株式会社
シャッキシャキの蓮根がホワッとした衣に包まれている食感がいい!村上カラシレンコン店のからし蓮根はそんなに辛くはないですね。他のお店のもので、あまりの辛さに涙が出てからしを少し抜いて食べたこともあるのですが、村上カラシレンコン店のからし蓮根はからし蓮根のバランスが絶妙でした!
村上カラシレンコン店の通販があった!
村上カラシレンコン店のからし蓮根、また食べたいな~!! と思って検索したら、村上カラシレンコン店の通販がありました!からし蓮根コロッケも買えるようです!やったー!
村上カラシレンコン店 住所・営業時間など
住所 熊本市新町3-5-1
電話 096-353-6795
営業 8:30〜17:00
休み 土曜