宮古島の首長 仲宗根豊見親の墓
今回宮古島を旅行するにあたり、事前にチラッとだけ観光情報を見て「ここは行ってみたい」と思っていたのが、この仲宗根豊見親の墓でした。まるでカンボジアのアンコールワットのような造りのお墓をこの目で見てみたかったのです。
宮古島市役所のあたりをフラフラしていましたら、こんな地図がありました。地図の下の方にある平良市役所を起点とした宮古島市内にある歴史や文化を感じられる場所のMapです。平良市役所とは現在の宮古島市役所。平成の大合併で平良市から宮古島市となったそうですね。
全体図はこんな感じ。かなりの数のお墓もあるのですね。
国の指定重要有形文化財となっている「豊見親墓」
仲宗根豊見親の墓を含め3つのお墓をまとめて国の重要有形文化財となっているそうです。
仲宗根豊見親の墓の特徴
15世紀末から16世紀のはじめにかけて宮古島の主だった方。この仲宗根豊見親の墓の特徴は、ミャーカという宮古諸島に古くからある石造墳墓(風葬墓地)と沖縄本島の横穴式墓地の2つの特徴を併せ持っていることで、沖縄本島と宮古島の文化の交流を裏付ける代表的な墳墓だと書かれています。
仲宗根豊見親の墓を横から見た状態。
正面にまわるとこのような状態。
こちらは井戸。宮古島では遺骨を洗って綺麗にしてから埋葬するという歴史もあったそうです。
仲宗根豊見親の墓、なかなか迫力があり一見の価値ある場所だと思います。
宮古島市のこちらのページにも少し情報が載っていましたのでご覧くださいませ。
仲宗根豊見親の墓 住所・行き方
住所:沖縄県宮古島市平良西仲宗根3-4
国道390号線『平良港』交差点すぐ