高台から呉港とドックが一望できる歴史の見える丘
呉港からは徒歩20分弱の高台に歴史の見える丘と名付けれた場所があります。「旧呉鎮守府庁舎(現:海上自衛隊呉地方総監部庁舎)」や、戦艦大和が造られたドックの上屋も見ることができ、また呉港から呉の街も一望できる、とても景色の良い場所でした。
戦艦大和を建造したドック
呉海軍工廠だったこちらは現在も使われているドックもあります。戦艦大和を作ったドック部分は平成5年に埋め立てられたそうで、現在はその上屋が残っています。でも平成5年まではあったんですね。「大和のふるさと」と表示されているところが戦艦大和を建造したドックの上屋。鉄骨などは当時のものですが、補強しているそうです。
一昨年、初めて呉に来たときも感じたのですが、私はこの呉の港の景色が大好きです。力強く立ち並ぶクレーン。後ろにそびえたつ山々。そして人の暮らしがある街。すべてが美しく調和している景色が好きです。
ザックリとGIFで見るとこんな感じ
ブレブレですが寄ってみた動画はYouTubeで。
現在も使われているドックもあるので建造中の船の様子も見ることができます。
歴史の見える丘にある戦艦大和の塔
呉の高台にある歴史の見える丘にはいくつかの記念碑が建てられていました。
旧呉海軍工廠(こうしょう)礎石記念塔
呉市のホームページによると
1982(昭和57)年に残存していた旧呉海軍工廠の礎石(そせき)を集めて建てたものです。縁石には堺川にかかる二重橋に使用されていたものを使い、銘板が取付けてあるレンガは旧海軍呉鎮守府(ちんじゅふ)開庁当時の庁舎建材を使っています
造船船渠(せんきょ)記念碑
戦艦・大和をはじめ、時代を代表する商船を数多く建造した旧呉海軍工廠造船船渠(ドック)が埋め立てられることになり、ドックの壁石を使ってドックの底に下りる階段を再現したものです。
澤原為綱翁の像
噫(ああ)戦艦大和塔
そしてこちらが戦艦大和の塔
戦艦大和を建造した旧呉海軍工廠(こうしょう)を望むこの地に、1969(昭和44)年の第30回大和進水日(8月8日)を記念して呉大和会により建てられました。大和の艦橋をかたどった塔で、主砲徹甲弾(てっこうだん)も展示されています。
歴史の見える丘 場所・行き方など
住所:広島県呉市宮原5丁目
駐車場 :無し
問い合せ先: 呉市観光振興課 Tel0823-25-3309
歴史の見える丘までバスの場合は
・呉探訪ループバス「子規句碑前」バス停下車、徒歩約1分
・広電バス・昭和町経由・音戸倉橋方面または坪の内経由・鍋桟橋行き「子規句碑前」バス停下車、徒歩約1分
WEBページ:歴史の見える丘 - 呉市ホームページ