大切な人の居場所をGPSで確認できる「まもサーチ」
お子さまが一人で出かけるときなどに持たせておくと、スマホからGPSで居場所が分かる「まもサーチ」をモニターとして利用させていただいたので、使ってみた感想をご報告いたします。
まもサーチとは?
まもサーチとは、ざっくりいうと、本体をお子さまなどに持たせておくとその位置情報をスマートフォンで確認できるサービスになります。位置情報にはGPSだけでなく日本の衛星測位システム「みちびき」の電波を利用。さらにWiFiの電波を利用しているので市街地や地下でも位置情報が取得できるというものです。
コンパクトで邪魔にならない「まもサーチ」と別売りケース
「まもサーチ」の本体は直径が約4㎝、厚み1.4㎝、重量約20gとコンパクトなので、お子さまに持たせる場合でも邪魔にならないサイズです。
別売りの本体を入れるケースもいろいろあります。
本体料金が大幅に値下げ!そのほか「まもサーチ」にかかる料金は?
「まもサーチ」を利用するためにかかる料金として、まずは本体の購入です。
今まで本体価格が5,280円だったところ、11月19日から新価格として2,980円になっています。(いずれも税込)
そして位置情報をスマートフォンで把握するためにもう一つかかる料金が毎月の利用料となります。
「まもサーチ」の利用料は月額480円(税別)。一年契約にすると5,000円(税別)と少しおトクになります。
かかる料金はそれだけです!事務手数料やアプリの利用料金など一切不要。「まもサーチ」本体と毎月の利用料以外はかかりません。
1つの「まもサーチ」の位置情報を最大5台のスマートフォンで見守ることができるので、家族みんなで見守りも可能になります。
まもサーチでできること
実際にまもサーチの位置情報をスマートフォンに表示したスクリーンショットになります。前述のとおりGPSだけでないので、かなり正確な位置情報を取得できていることがわかりました。
この他にまもサーチでできることとして、
- 指定したエリアに入った場合の通知(お子さまの通学や塾通いに便利)
- まもサーチ本体がスマートフォンから離れたときの通知(一緒に外出しているときなどにお子さまがフラッといなくなってしまわないために便利)
- 移動履歴の表示
ほか、いくつかの機能があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
まもサーチのバッテリー(充電電池)の持ち時間
まもサーチは充電器の上に電極をあわせて乗せるだけで簡単に充電が可能です。
まもサーチのバッテリー持ち時間
まもサーチから位置情報を取得する間隔を2分、5分、オフと設定できそれによって電池の消費も変わってきます。公式サイトでは以下のようになっています。
2分:2~4日間
5分(エコモード):3~5日間
OFF:4~6日間
※1日の稼働時間を3~5時間と想定
このポイントとなってくるのが「1日の稼働時間」ではないでしょうか。
お子さまが塾やお友達の家に外出すると決まった時間に持たせるのであれば1日の稼働時間3~5時間の想定内に入るかと思います。
認知症の高齢者やペットには?
私は認知症の家族がいた経験があるので、あえて書かせていただきますと、認知症のいわゆる「徘徊」という行動は家族が気が付かないうちに出ていってしまいます。だからこそ、位置情報を把握するには24時間まもサーチを稼働させて認知症の人にもっていてもらいたいのです。
ペットがいなくなってしまったときに探す用に使う場合も、いつ出て行くか分からないので同じ状況ですね。
実際に使ってみて2分間隔で位置情報の取得の設定にしていたらバッテリーは1日持ちませんでした。そのため認知症の家族やペットに使う場合は、エコモードにするなどの工夫が必要です。
充電式だとエコですし経済的だと思いますが、誰に持たせるかによっては電池にしてある程度の期間は使いっぱなしにできるほうが有難いかなというのが率直な感想です。
それでも月額480円(税別)という価格で、大切な人の見守りをかなり正確な位置情報でできるという点でありがたい「まもサーチ」です。
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